あばた先生の走法診断
テンの形を見ると、新馬戦の際に比べて脚は上がってきており、クビの使い方も改善されてきていますが、まだまだ硬さがあり物足りません。また、回転が上がってこないような走り方をしていましたが、この点も少しずつ良くなっています。ただ、中盤以降競馬になっておらず。。 ちょっと今回のレースからなにか考察できることは少なさそうです。トラブルがなければ良いんですが…
調教師のコメント
宮田敬介調教師「大幅なプラス体重となりましたが、しっかりと調教を積んできてのもので、数字ほど太くは映らず体は引き締まっていましたし、成長分と見てもらって構いません。新馬戦の時から比較するとかなり良くなったので、今回はダート替わりで楽しみにしていたものの、このような結果になってしまって申し訳ないです。野中騎手は『砂を被って頭を上げるところはありましたが、ダートの走り自体は悪くなかったですね。どちらかと言うと前半でエキサイトしてしまって、後半は馬がレースを止めようとしていたので、気持ちの部分が大きいと思います』と話していました。ジョッキーの話を聞く限りでは、砂を被ったことでスムーズに走れず、馬が興奮してしまったのかなと思いますし、それさえ無ければここまで大敗を喫することは無かったでしょう。あのような止まり方でしたので、心房細動や鼻出血を疑いましたが、今のところ症状はありませんし、歩様に関しても問題無さそうです。ただ、これから表面に出てくる恐れもあるので、しっかりと状態把握に努めさせていただき、それから一旦放牧に出させていただく方針です」