☆10/17(日)阪神3R 2歳未勝利〔芝1,800m・9頭〕5着[6人気]
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ストライドがやはり小さいですね。脚の上がりも良くなっていません。また、クビが少し短いのを差し引いても、少し引きすぎな形で、上手く使えていない可能性が高いです。コーナーではクビが外に回っています。これは結構なロスで直すべきですね。 最後の直線は、バラバラになりながらもしぶとく伸びては居ますが、やはりここもクビが。真っ直ぐ触れていません。右を向いたり左を向いたりで、なかなか追うのも大変な形です。もしかしたらハミ受け悪かったりしたかもしれませんが。この走法でこれだけ頑張れてるならば、ちゃんと治ればそこまで弱い馬とも思いませんけど、なかなかクセが強くて大変そうです。距離的には、脚の回転の速さを見る限り、現状の1600〜1800で問題ないかと思います
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池添学調教師「一度競馬を使ったことによってテンションが上がるようなところはなかったですし、良い雰囲気でレースに向かうことが出来ました。前走は淡々と走って脚を溜めるところがなかったですが、今回はじっくり脚を溜めつつ勝負どころに差し掛かることが出来ました。ただ、いざ追い出すとトモの甘さから推進力に欠けて、何度も手前を替えていましたね。レース後、福永祐一騎手に前走との比較を確認したところ、『ペースが上がるところまでは上手く脚を溜めることが出来ていましたが、流れが速くなるとスッと動けなかったようにトモの甘さを感じました。最後の直線では伸びそうで伸びない感じでしたし、フォームがバラバラになることはなかったものの、もうひと脚使えませんでした。折り合いは問題なく距離はもう少しあってもいいと思いますし、成長を促していけばセンスの良い馬ですから、もっと良い走りが出来るようになるでしょう』と話していました。最後の直線コースでは横の馬に何度もぶつけられて厳しい競馬だったと思いますが、その中でも最後まで気持ちを切らすことなく走ってくれましたし、良い勝負根性を持っていますね。レースの形としては悪くなかったものの、トモが甘く直線では伸びそうで伸びなかったことを考えると、成長を促しながら使っていく方が良さそうです。トレセンに戻って状態を確認した後は、無理せず放牧に出す方向で考えています」