☆10/2(土)中京5R メイクデビュー中京〔芝2,000m・12頭〕6着[7人気]
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スタートは、騎手の動作を見る感じだと、意図的に控えさせて行った感じでしたかね。 追走時のクビの上下の動きがやや過剰気味です。脚は頑張って上げていて、やや叩きつけるような形になっています。トビはやや大きめですかね。 おそらく、身体がまだ硬いので、頑張ってあげた脚を叩きつけた時にくる地面からの反動を上手く受けられておらず、その分馬体が上下に動き、クビのこの運動に繋がっているのかと思います。スムーズに追走できたら、楽に位置を取れますし、終いの脚ももう少し変わってくるはず。 最後、コーナーでミエノナイスガイに少しぶつかったでしょうか。それでもしっかり最後まで脚を伸ばすあたりの根性は評価したい所。最終直線の手前変えがやや遅れました。この時の手前変える前は、少し外にモタれ気味だったんですが、変わった後のラストのギアを使う際の走り方はそこそこ良かったです。 洋芝は絶対走りますよこれ。間に合わなかったものはまぁ仕方ないんですけど… 距離はこんなもんでいいと思います。
調教師のコメント
安田隆行調教師「牝馬らしく、カリカリとした気性なので、中京競馬場までの輸送でどれだけテンションが高くなるか気掛かりでしたが、到着後も良い意味で変わりない雰囲気でホッとしました。そして、飼い葉をよく食べてくれる馬なので、ふっくらとした状態のままレースに向かうことが出来ましたし、返し馬の感触も良かったですね。ジョッキーには、トモの緩さから、前半からポジションを取りに行くと、フォームがバラバラになってしまう恐れがあるので、急がせずにリズムよく走らせるようにオーダーしていました。レース後、松山弘平騎手は『返し馬では、聞いていた通りトモの緩さが感じられましたので、リズムよく走らせることに専念してレースを運びました。スタートは良かったものの、トモの踏ん張りが利かない為に、ポジショニングが後方になってしまいましたが、流れに乗り遅れるほどではなかったですし、勝負どころでは反応して上がってくれました。最後の直線コースではジリジリ伸びてくれたように、緩さが解消されて行けば、もっと良い走りが期待できそうです。現状は力のいる馬場よりも、軽い馬場の方が良いように思います』とコメントしていました。現時点では完成度の違いで6着に敗れてしまったものの、調教を進めていくにつれてメキメキ力を付けてくれていることから、本格化すればもっと良い走りを見せてくれるようになると思います。それまでは成長を促しながら使ってあげる方が馬の為には良いでしょうから、トレセンに戻って状態を確認した後は、一旦放牧に出す方向で考えています」
同じ安田先生の馬でもクラシックステップは今週末続戦で
この馬は放牧というところが
馬の状態に合わせて考えてくれていていいですね!
トモが強くなるまでしがらきでしっかりと鍛えてもらいましょう!