☆27日(日)中山9R・ミモザ賞〔54 横山和生〕
安田隆調教師のコメント
あばた先生の前走時走法診断
新馬戦での走法診断の引用
“追走時のクビの上下の動きがやや過剰気味です。脚は頑張って上げていて、やや叩きつけるような形になっています。トビはやや大きめですかね。 おそらく、身体がまだ硬いので、頑張ってあげた脚を叩きつけた時にくる地面からの反動を上手く受けられておらず、その分馬体が上下に動き、クビのこの運動に繋がっているのかと思います。スムーズに追走できたら、楽に位置を取れますし、終いの脚ももう少し変わってくるはず。 ”
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ここから、段々とクビの使い方が変わってきて、前脚の過剰な上がり方は抑制され、全体の連動性が取れてきた形になってきていました。今回はクビの位置もしっかりと決まっており、状態がしっかり起こせた形で追走。終いはグッとクビを前に出してしっかりと脚を使っています。手前変えにもたついて不安定な状態になったりもしていた馬でしたが、今は不安なくキッチリとこなしています。走法上の問題点はキッチリと解決され、大トビの雄大なフォームが武器としてしっかり残ってくれています。この形で道悪をこなせたのも大きいですね。今後も期待して良いと思います。