友道調教師のコメント
- 26日の阪神競馬ではまずまずのスタートから出たなりで中団後方を追走。勝負どころでは一団となった馬群の内目から上がって行こうとするが、モタれてしまって最後まで思うように追えず4着。「今日は結果を出すことができず申し訳ありませんでした。ジョッキーに聞くとスタート後からずっと左にモタれていたようで、できれば前目に付けたかったけれどできなかった、とのことでした。能力はあるのですが、やはり難しいところが出てきていますね…。馬がしっかりしてくればまた違うでしょうが、現状は左回りを狙っていくのがいいように思います。上がりの歩様は問題なさそうでしたが、この後については馬体をしっかりチェックしてから考えます」(友道師)デビューから連勝して迎えたここですから、勝って次に繋げたいところでしたが、勝負どころからはレース映像を見ていても分かるほど左にモタれていて、結果力を出し切れないまま終わってしまいました。厩舎でもコースで3頭併せを積極的に行って教え込んでくださっていますが、現状は左回りの方が馬にとってもいいのかもしれません。この後についてはレース後の状態を確認してから検討していきます。
あばた先生の走法診断
つくづく難しい馬ですね。前回、確か「右手前でまっすぐ走れていないので、右回りの方が良いかもしれない」と言う旨の診断をしましたが、今回は左手前で酷くモタれているようなところを見せています。この形だとちょっと位置を取りに行くのは難しいですね。それでも終いはきっちりと走れていますから、慣れの問題だけだと思いますが… 右回りなので、コーナーで右手前になる形ですが、この際も前脚が上手く捌けずに後脚のパワーを上手く噛み合わせることが出来ていないです。そのため踏み遅れたんだと思います。 相変わらずトビはやや高く、クビも高めに見えます。このクビの運動がもう少し安定して来たらきっちり走れそうなんですが。