☆2/12(土)小倉6R 3歳未勝利〔芝1,800m・15頭〕12着[7人気]
あばた先生の走法診断
前走のダートよりは確実に良化していました。前走は回転の遅さが目立つ感じでしたが、今回はそこまで気になりませんでした。脚の上がり方も普通でしたし、前走のへんてこな走法はやはりダートが合わなかっただけかもしれません。
追走時のクビの位置がやや下がっているため、前脚の捌きが力感なく、後肢の踏み込みに力強さを感じません。身体の連動性が取れていない形で、これはまだ作りがしっかりしていないと考えられます。
池江調教師のコメント
池江泰寿調教師「前走から12kg増えての出走となりましたが、決して体に余裕があったわけではなく、付くべき所に筋肉が付いてメリハリが出てきたように思います。初戦は砂を被って怯んでしまい、流れに乗り切れなかったことから、今回は芝を試させていただきましたが、ゲートの出が遅いことに加えて、道中も流れに乗り切れなかったですね。それに勝負どころでペースが上がると付いていくことが出来ず、最後もジリジリとしか伸びてくれませんでした。レース後、松本大輝騎手は『ゲートの中では大人しくしていましたが、反応良く出ることが出来なかったですね。道中は芝のキックバックは気にしていなかったですし、走りの感じは悪くなかったですよ。ただ、勝負どころでペースが上がると、徐々に置かれてしまったように、スピードの乗りがもう一つでした。気持ちは走る方に向いているものの、まだ体がそれに付いていけない感じでした。でも、芯が入れば走ってきそうな馬だと思います』とのことでした。レースでは緩さがまだ目立ってしまっているものの、初戦と比較すると、走りに対して前向きさが感じられましたし、ジョッキーが話しているように、体に芯が入れば走ってくる馬だと思います。今の状態で続けて使っても良い結果を得られないと思いますので、トレセンに戻って状態を確認した後は、放牧に出して心身ともに成長を促す方向で考えています」
⇒残り6ヶ月・・・
果たしてそこまでに成長して
勝ち上がれるか・・・
名門厩舎の良血馬なので
期待したいところですが・・・