☆2月5日の中京・D1,900m〔坂井瑠星〕
奥村豊調教師「先週の追い切りで長めからしっかり時計を出しているので、2日の追い切りは疲労が残らない程度に控えて行っています。前半は15-15のペースで入り、ラスト1ハロンだけサッと伸ばして13.2秒のタイムをマークしましたが、道中は力みがなくとてもリラックスして走っていました。大きな上積みこそないものの、使ったことによって気持ちが張り過ぎるようなことはないですし、前走より気配は良くなっていますよ。実戦に行くと周りの馬につられて気持ちが入ってしまうので、どうしても力みがちに走ってしまいますが、前走のように外目の枠を引いてのびのびと走ることが出来れば、最後までしぶとさを発揮してくれます。芝だとどうしても最後の最後で切れ負けしてしまうことから、今回はダート戦に矛先を向けることにしましたが、先行力があって力のある馬なので、ダート替わりはむしろプラスになると思っています。砂を被った時に嫌がらないか気掛かりなものの、前走のように隊列が決まるまで距離を取って先行させればスムーズな競馬が出来ると思いますし、坂井瑠星騎手もその点には注意しながら上手くエスコトートしてくれるはずです」
あばた先生の前走時走法診断
クビの使い方がやや硬く、後肢の踏み込みや回転力の面で少し物足りないため、中京・中山で見てみたいと言う診断をしていたかと思います。
ここは見立て通り、よく粘った3着と言う形でしたね。やはり、クビの高さが目立ちますし、回転がなかなか上がってきません。少し手前変えにもたついた点が勿体無く、その分後ろの馬に来られてきつかったですが、キレのいらない馬場でこのような形を続けていければ幾分チャンスは出てきそうです。