カミニートデルレイ 新馬戦勝利!

 

カミニートデルレイ 10/30東京5R

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆10/30(土)東京5R メイクデビュー東京〔芝1,600m・12頭〕優勝[1人気]

 

 

あばた先生の走法診断

 

スタートしてからの追走はゆったりとした回転で綺麗に脚を伸ばしながらの形。普通の馬だとマイルでは忙しくなりそうなくらい大きめのフォームですが、悠々と追走しており、この時点で正直勝ったと思いました。 クビの使い方はやや地面からの反動をいなせていない分があって、やや跳ねるような形も見せていました。少しだけ硬い感じですね。それでも周りと比べれば全然良い方だと思います。 直線では少し福永Jの動作が気になりましたが、促してからは手前を変えて余力十分でスパート。この際もまだ回転的にはかなり遅いんですが、トビの高さ・ストライドの大きさがあり、あまり力んでなくてもグイグイと進んでいくような強さを見せました。明らかに東京向きの格好でしたので、遠征でのレースは陣営と調教師のファインプレーですね。 フットワークが軽やかかつ雄大で、スケールの大きさを感じました。一方後肢の連動性はまだまだで、回転がグッとあがって来る感じが無いので、ここは今後の伸び代として期待します。 個人的には中距離で先行させて良さが出るタイプに見えました。クラシック路線、アリなんじゃ無いですかね。

 

大久保調教師のコメント

 

大久保龍志調教師「おめでとうございました。東京競馬場に到着後は環境の変化に戸惑うようなところはなく、装鞍所から返し馬を行うところまで概ね問題なく対応してくれました。ゲート練習では出の反応は速い方ではなかったものの、実戦ではまずまず良いスタートを決めてくれました。道中は出たなりの位置で流れに乗ることが出来ましたし、調教時と同じで折り合いもスムーズに上手に走っていましたね。最後の直線では反応はそこまで良くなかったものの、エンジンが掛かると力強く伸びて着差以上に強い競馬を見せてくれました。レース後、福永祐一騎手は『初戦らしく自分からハミを取っていくほどではなかったですが、1週前追い切りの時と同じで、乗り易くて折り合いは問題なかったですね。最後の直線で追い出すと、最後までしっかり伸びてくれましたし、競馬を経験していけばもっと器用さが出てくるでしょう。今回のように折り合いに問題がなければ2,000m位まで対応してくれそうですね』と話していました。いかにも初戦らしく、まだ訳が分からないまま走っていたような感じでしたが、乗り難しいところは見られなかったですし、競馬を経験していけば反応・動きともにピリッとして、もっと良い走りを見せてくれるようになるでしょう。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめたうえで相談させていただきます」