あばた先生のコメント
やっぱりまだまだ身体が硬い感じがしますね。前の脚の動きに対して、後ろがうまくついてこない形に見えます。クビの高さは前回よりは少し良くなったかも知れませんが、それでも上手くは使えてませんね。回転が伴ってこないと、素のスピード自体がやや厳しそうですので、距離を伸ばして様子を見てみた方が良いかなぁと思いました。手前変え自体の反応もそんなに良くないですね。でもどちらかと言うと今回の右回りの方がややスムーズに見えました。
池添調教師のコメント
24日の阪神競馬ではまずまずのスタートから出たなりで中団内目を追走。道中は促しつつもややポジションを下げてしまい、勝負どころからムチを入れて進出すると、直線はジリジリ脚を使ったが8着まで。「いい結果が出ず申し訳ありません。久々としてはいい形で仕上がったと思って送り出しましたが、もうひとつピリッとしない内容になってしまいました。ジョッキーは“距離はちょっと忙しく、勝負どころで置かれてしまいましたし、もう少しあった方が良さそうです。素質はありますが、トモの緩さなどを含めてまだ良くなるのは先なのではないでしょうか”と話していました。放牧を挟んで良くなっていましたが、まだモタれを見せるなど良化の余地もありますし、全体的に成長途上ということかもしれません。使いつつ変わってくる部分もあると思うので、休養を挟みながら成長を促していきたいです」(池添学師)最内でスムーズに運べていましたが、勝負どころでは鞍上のムチが入るような手応えで、そこからジリジリ伸びたもののまだ幼さが見えるレース内容でした。ジョッキーも素質は認めていますし、使いつつ成長してもらいたいところです。この後は馬体を確認してから検討します。