5月7日、8日の出走馬成績

 

ひとつずつ記事を立てるのもめんどいので

まとめて立てることにしました

(出走数が今後増えていくのもあり)

 

セレシオン

 

 

☆7日の東京競馬(プリンシパルS・芝2000m)2番人気7着

 

友道調教師のコメント

    • 7日の東京競馬では五分のスタートから促しつつもなかなか行き脚つかず後方を追走。勝負どころから外を回って直線はジリジリ脚を伸ばしたが、最後はやや一杯になり7着。「今日は申し訳ありませんでした。スタートは悪くないのですが、追っつけてなんとかあのポジションという感じで、ジョッキーも“ずっと追っつけて、外を回る形になってしまいました。外枠というのが厳しかったです”と話していました。ただ、ブリンカーの効果もあってか直線はヨレたりせずまっすぐ最後まで真面目に走ってくれましたし、そこは収穫でした。まだいろいろ覚えていかなくてはいけない段階ですし、今日のレースが次に繋がってくれればと思います。今後についてはまずは馬体を確認してから検討します」(友道師)スタートからなかなか行き脚がつかず、スムーズに流れには乗れなかったので、最後はその分苦しくなったという形でした。ただ、直線はまっすぐ走っていて最後まで集中していましたし、次に繋がる内容ではありましたから、次走以降の巻き返しに期待したいと思います。この後は馬体を確認してから検討します。

 

あばた先生の走法診断

セレシオン 各手前の所作に問題があり、直進の安定性が良くなってきませんが、それ以外に気になるところがあります。前脚の捌きがだんだんと硬くなってきているように見え、それに伴って後肢の踏み込みが不安定になってきた印象があります。もともとトビの高さに余裕がある馬で制御が難しいですが、今の脚捌きの形だとクビが使いたくても使えず口向き悪くなりがちですね。輸送が不味かったでしょうかね?ちょっと原因がわかりませんが、本来の走りではありませんでした。

 

 

カルセドニー

 

☆8日の東京競馬(3歳未勝利・芝1800m)4番人気10着

 

久保田調教師のコメント

 

  • 8日の東京競馬ではやや伸びあがるようなスタートになり中団後方を進む。直線へ向くところで仕掛けて伸ばそうとするが、ジリジリとした脚で前まで迫ることはできず10着。「悪くない形で進められているようには見えるものの、終始、特に直線では左にモタれるような格好をしていました。武史も言っていましたが、脚を使えそうに思えるもののそのバランスを直しながら追わざるを得ないところがあるため、ビュッと来るまでの伸びにはならなかったですね。そのあたりは口向きというよりも、どちらかというと根本的な体力の問題かなという気がしますし、実戦を経験してこれからどれだけ変わってくるかにかかってくるかと思います。現状の印象から、おそらくガクッと来てしまうだろうなと思えるだけに、如何に早く回復し乗り出すことができるかというのもポイントになりそうですね。まずはレース後の無事を確認してからになりますが、基本的には一度放牧に出し、現地での様子を見ながら今後のことを検討していきたいと思っています」(久保田師)時間をかけて乗り込み成長を促してきてようやく迎えた初陣でしたが、残念ながら最良の結果とはなりませんでした。それでも前が残りやすい展開の中で外からジリジリと諦めずに脚を使ってきていましたし、この経験が今後に活きてくれることを願っています。このあとについてはレース後の状態をよく確認したうえで判断していきます。

 

あばた先生の走法診断

 

前脚の上がりが悪く、一目見てストライドが伸びない感じが分かりやすいです。クビは少し下がっていて、状態がしっかり起きず、前脚が突っ張った形で着地してしまうのも現状は問題ですね。終いもちょこまかとした感じでストライドが伸び足りず、捌きの硬さが目立ちます。ただ、フォーム的には問題が多い割に回転はきっちり上がってきており、何故かわかりませんが直感的な部分では魅力を感じました。 馬格はありませんが、硬めの捌きと突っ立った状態から、馬場は渋った方がチャンスはあるかも知れません。もしくはダートへ行くんでしょうか。現状は右手前がかなり下手に見えます。左手前の方が身体をしっかり使えているので、右回りで一度見てみたいです。

 

 

ミエリ

 

☆5/7(土)新潟12R 4歳上1勝クラス〔芝1,000m・16頭〕11着[10人気]

 

藤岡調教師の学習しないコメント

 

藤岡健一調教師「新潟競馬場までの輸送がありながらも、前走よりも体重が2kg増えて出走出来たように、ここ最近の中では良い状態で競馬に向かうことが出来ました。欲を言えばもう少し外目の枠に入れば良かったのですが、それよりもゲートの出が鈍く、スッと流れに乗ることが出来なかったことがすべてでした。ジョッキーがすぐ切り替えて外目に進路を取ってくれましたが、最後まで伸びていたものの、開幕週の馬場で前も止まらなかったですね。角田大和騎手は『ゲート内では大人しくしていましたが、出の反応がそこまで速くなかったので、出来るだけ外目に進路を取って追走していきました。早めに動いていったのですが、ジリジリ伸びてくれたものの、前を交わすほどの伸び脚はありませんでした。距離はもう少しある方が良いですね』とのことでした。体力がある方ではないので、デビュー戦から短距離戦にこだわって使わせていただきましたが、ここ最近は飼い葉をよく食べて体力が付いてきましたし、今後はもう少し距離を延ばしてみても良いかもしれません。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめてから相談させていただきたいと思います」

 

あばた先生の呆れている走法診断

 

スピード対応が難しい、クビ高で叩くような走法になってきており、現段階ではこの距離・条件への対応は厳しいと思います。 大きく変わってきた様子もなく、平行線ですね。

 

 

カシオン

 

☆5/8(日)東京2R 3歳未勝利〔D1,600m・16頭〕10着[9人気]

 

古賀調教師のコメント

 

古賀慎明調教師「結果こそ残せませんでしたが、体質的なこともあり、そこまで攻めた追い切りを課せなかったことを考えると、内容的には悪くなかったと思います。既走馬相手ということもあり、スタート後は少し置かれるような格好になってしまいましたね。その後もキックバックを気にして、しばらくはワサワサした走り方でした。それでも、3コーナーからフットワークが良くなってきて、4コーナーで促された時にはまだ馬が何が何だか分かっていないような感じだったものの、直線では最後まで諦めずにジワジワと脚を伸ばしてきてくれました。木幡巧也騎手は、『初めての競馬ということもあって、序盤はフワフワしながら走っていましたね。それでも、3コーナーくらいからハミを取ってくれて、そこからの走り方は良かったです。そこまで強い調教を課していない中でこれだけ走れるのですし、良いものは持っていると思いますよ』と話していました。まずは無事にデビューまで持ってくることが出来て良かったですし、一度競馬を使ったことで体質が上向いてくればよりしっかりとトレーニングを積めて、さらにステップアップした走りが期待できるでしょう。まずはトレセンに戻ってからの状態をよく確認してから、今後について検討していきます」

 

あばた先生の走法診断

 

着順ほど悪い印象は受けませんでした。前脚は高く上がり、掻き込む動作も非常に強いです。クビの位置はやや低めですが、これだけ前脚が上がるならば特に問題はありません。後肢も良く踏み込めていますし、走法自体に力強さを感じるいい形です。ただこの形だとトップスピードに欠け、東京ダートへの対応は少し厳しいかもしれません。今回のレースを見る限り手前替えにも難はなく、左右のバランスもさほど偏ってないので、中山向きじゃ無いでしょうか。距離的には1800mもこなしてくると思います。