橋田調教師のコメント
- 19日の阪神競馬では道中は後方からレースを進める。勝負どころで鞍上が促すも反応は鈍く、直線に向いてからも伸びは見られず13着。「芝の長距離で変わり身を見せてほしかったのですが、ジョッキーの話では『スピードに乗っていかず、追い出してからもずっと同じようなペースで走っていました』とのことで、結局見せ場なく終わってしまいましたね…。それにトレセンであれだけゲート練習をして、もう大丈夫かなと思っていたのですが、競馬場に来ると立ち上がったりしてしまいました。次またゲート内でうるさかったら再審査になると言われたので、そこは引き続き注意しておきます。この後どうするかはレース後の状態を見てからまた考えさせてください。いい競馬とならず申し訳ありませんでした」(橋田師)今回は一気に条件を替えてみたのですが、後方追走から最後までいいところなく終わってしまいました。悩ましい現状ではありますが、なんとかきっかけを掴んで次に繋げていきたいものです。この後はトレセンで馬体を確認してから検討していきます。
あばた先生の走法診断
全体の走法のバランス自体はそこまで悪くありません。もう少し後肢の力強さが欲しいですね。追走にしても、終いの回転にしても、後肢の踏み込みの弱さからやや乏しい面が見られます。この踏み込みが改善されてきたら、前方向にも高さ方向にもトビの余裕ができるため、前脚がもっと綺麗に伸びてストライドが稼げると思います。現状の形だと、前脚が伸びきらずに掻き込み傾向が強いため、どちらかと言うとダート向きのように見えます。