アルトシュタット マーガレットS 10着

 

 

安田翔調教師のコメント

  • 27日の阪神競馬では五分のスタートから促しつつ後方を追走。直線は最内に進路を取って伸びかけたが前が詰まってしまい10着。「今日は申し訳ありませんでした。調教ではモタれの確認はしていたのですが、レースに行くと右にモタれていたようで、思うようなレースができませんでした。手綱を持って抱えている内は大丈夫だけど、急かして促すとモタれがひどくなるとのことで、結果的にダラッと脚を使う格好になってしまいました。それでも直線前が詰まるまでは差を詰めていましたし、能力があるのは間違いありません。いったん1400mも視野に入れて手綱を持って走れるところを作るのもいいかもしれないと考えているところです」(安田翔師)道中促すと右に張ってしまっていたとのことで、思うように動けずいいレースができませんでした。直線は前が詰まったものの差を詰めようとはしていましたし、道中の進め方次第ではもっとやれるはずですから、距離の変更も含めいろいろと検討していきます。

 

 

あばた先生の走法診断

少し前走から嫌なクセがついてしまった感じがありますね。おそらく前走の診断時にも触れましたが、力を入れた際に前肢の捌きに安定感がなくなるため、馬群に入れての速い追走がかなり厳しいのが現状です。特にやはり右手前ですね。コーナーでやや内側にバランスが偏っているため、この形だとラチ沿いで前が開くのを待つしか無かったかと。外枠が欲しいですね。相対的に見ると前走よりはバランスは良いように見えるので、引き続き右回りがベターに見えます。終いは前が空いていればもっと伸びたんじゃないでしょうか。外目後方で差しに徹する形でノビノビと走らせてあげたいです。ただ、今回は致し方なしかと。