カミニートデルレイ セントポーリア賞 5着

 

 

なべぞう厩舎 go to クラシック 1/31

 

 

☆1/30(日)東京9R セントポーリア賞〔芝1,800m・8頭〕5着[4人気]

 

 

あばた先生の走法診断

 

キレ負けした形になってしまいました。基本的には何回か走法を見てますので、大きく印象は変わってきていません。前脚はしっかり伸びて、後肢との連動性含めてバランスの取れた形です。今回見て気づきましたが、前脚の上がり方は少し控えめかもしれません。その点でストライドはもう少し伸びてきて欲しいところですね。後肢がもっとしっかりして来たら、踏み込んだ反発の力を使って前脚の捌きももう少しダイナミックになってくるかもしれません。 クビの使い方から見るに身体はやはりそこそこうまく使えています。形は悪く無いですし、成長を待ちたいですね。

 

 

大久保調教師のコメント

 

大久保龍志調教師「体つきを見るとまだキ甲が抜け切っていないように、本格化するのはもう少し先なのかなと思います。でも、成長途上ながらも、調教では格上馬を煽るほどの動きを見せていたので、前走以上の競馬を期待していましたが、あれだけ前半からペースが速くなってしまうと、さすがに前で競馬をしている馬にとっては厳しかったと思います。レース後、横山武史騎手に確認したところ、『道中はムキになることはなかったですし、勝負どころの手応えも良かったです。ただ、いざ追い出しに掛かるともうひと脚が使えず、最後は脚が鈍ってしまいました』とコメントしていました。ジョッキーはそこまで流れが速いと感じていなかったものの、前半の1,000m通過は58.3秒だったように、リズムよく走っていたとは言え、脚を溜める余裕はなかったように思います。上手く脚を溜めれば初戦のように33秒台の脚を使ってくれる馬ですし、現状はもう少しじっくり脚を溜めていくような競馬の方が良いのかもしれません。良い雰囲気でレースに向かうことが出来たものの、前走のように間隔を詰めて使うと苦しいところを見せてしまうかもしれないですから、トレセンに戻って状態を確認した後は無理せず放牧に出す方が良いのかなと思っています」