☆1月22日の小倉・芝2,000m〔横山和生〕
安田調教師のコメント
安田隆行調教師「19日にCWコースで追い切りました。今週は小倉競馬場までの輸送が控えていることから、目一杯には追わずに、終いの反応・動きを確認する程度に控えています。レースに騎乗予定の横山和生騎手が栗東トレセンに調教に乗りに来ていることから、時間の調整を付けてもらって、この馬にも乗ってもらいましたが、『前走よりも調子の良さが窺えましたし、成長が感じられますね。まだ伸びしろがあるものの、現時点でもしっかり力を出してくれそうですし、良い結果に結び付けられるよう頑張りたいと思います』と話していました。普段はテンションが高めなものの、いざ走り出せば真面目に走ってくれますし、良い感触を掴んでくれたと思います。初戦は全体的に非力なことに加えて、トモの甘さから力のいる馬場にどれだけ対応してくれるか気掛かりでしたが、勝負どころの感じや最後の直線ではしぶとく伸びてきましたから、この馬に合った条件で走らせてあげればすぐチャンスがあるなと手応えを掴みました。前走こそ3着に敗れたものの、道中はムキになって進んで行くほどの前向きさを見せてくれましたし、その割には最後までしぶとく伸びてくれましたから、全てが噛み合えばあっさり勝ち上がっても不思議ではないと思っています。ジョッキーもこの馬の特徴を掴んでくれていると思いますし、上手くエスコートして勝利に導いてもらいたいですね」
あばた先生の前走時走法診断
かなり良くなってきました。脚の上がり方が過剰な面がありましたが、その辺りはきっちり治ってきており、ストライドの大きさを損なわないような形で走法が修正されてきています。このため、今回は追走は割と頑張って行けていたような感じに見えますね。 ただ、左手前の際に、コーナーじゃなくてもクビがだいぶ回っています。この分のロスが治ってくるともっと走れる馬だと思いますね。一つ前進と言ったところでしょうか。着実に課題をこなしていけば大丈夫でしょう。