☆1/16(日)中山1R 3歳未勝利〔D1,200m・16頭〕3着[11人気]
武市調教師のコメント
武市康男調教師「馬体重は12㎏増えていましたが、余裕があるようには映りませんでしたし、逆にもっと目方があっても良いくらいだったと思います。パドックでは集中して周回できていましたし、ジョッキーが跨ってから少し気が入ってしまう部分はあったものの、返し馬でキャンターに下ろしてからはスムーズに走ることが出来ていて、良い状態でレースに向かっていくことが出来たと思います。今回はポジションを取れそうなら取りに行って欲しいとオーダーしていて、スタート自体は遅れずに出てくれたのですが、直後に両サイドから挟まれてしまったことで、大きく位置を下げることになってしまいました。その後はハミを掛けずにじっくりと追走して行き、勝負どころからエンジンを掛けて行くとグッとトモを使って加速してくれて、直線では際立った脚を使ってくれましたね。明良(菅原明良騎手)は、『スタートの一完歩目は出てくれたものの、両サイドから挟まれて引っ張らざるを得なくなり、後ろからの競馬になってしまいました。腹を括って自分のリズムを守ってじっくりと進めましたが、トモが嵌ってからは良い脚を使ってくれました』と話していました。直線でのあの脚を見ると、スタート直後の不利が無ければと悔やまれますが、序盤は無理せず自分のリズムで進めて、直線で脚を使う競馬が出来れば、きっとどこかでチャンスが出て来るはずです。この後はトレセンに戻ってからの状態を確認して、どうするか検討していきます」
あばた先生の走法診断
これは確か前走時に能力はありそうだと言うコメントをしたかと思います。左手前が特徴的で、コーナーがうまく回れない反面、力は強そうな走法をしておりました。初めての右回りでそのあたりの手前の特徴がうまくハマったように見えます。引き続き右回りで。
ストライドは相変わらず大きく、かなりパワフルな前脚の捌き方なため、この日の馬場はどハマりだったかもしれません。次走で真価が問われますね。ちょっと疑いの言葉が並んでしまいましたが、能力自体はやはり十分あると思います。距離は1200mは結構忙しそうに見えますが…。