シルク20の11月分更新
キャロット20に続きまして
シルク20も更新されましたので
アップデートしていきます!
シルク20は口数を馬によって変えていて
最大は5口馬もいるので
その馬に対する熱はやはり高くなりますね・・・
なので5口馬は名前に☆をつけていきます!
スウェアトウショウの20
担当者「11月に入ってからもロンギ場での乗り運動をこなし、体力強化に努めていましたが、だいぶしっかりとしてきましたので、11月中旬から周回コースに出て乗り運動を開始しました。コースに出たばかりなので、少し緊張気味で頭の位置が高いですが、ロンギ場よりも上手に走れていると思います。そして、緊張も徐々に解れてきていますよ。まだ馬体は細く映りますが、コースでの調教に慣れてくれば、良化し安定してくると思います。相変わらず性格はとても大人しく、素直で扱いやすいですよ。このまま周回コースでの乗り込みでしっかりと下地を作り、年内には坂路コースにも入れていきたいですね」馬体重421㎏
☆メテオーリカの20
担当者「この中間も坂路調教と周回コースでの運動を継続しています。また、調教以外にも毎日ウォーキングマシンの運動1時間、日中放牧3時間も取り入れています。坂路コースでのハロン18秒の動きには問題ありませんでしたので、11月中旬からハロン16秒に近いところまでペースを上げていますが、余裕で動いていますね。背中の動きや脚捌きの質が良いですし、センスを感じますよ。ただ、とても乗りやすい馬ではあるものの、周回コースでの運動では余裕があり過ぎるのか、走りに集中しきれていない印象を受けます。しかし、坂路コースでは一転して前向きな走りを見せるので、オンオフの切り替えが上手ということかもしれません。脚元や体調面に問題はなく、その点は安定していますね。今後も様子を見ながら、坂路調教のペースを上げていきます」馬体重465㎏
アイムユアーズの20
担当者「その後も坂路コースと周回コースで乗り込み、ペースも徐々に上げてきましたが、ここに来て背腰にやや張りが出てきたので、少し調教量を減らしました。ここまでの継続した運動で疲れが出てきたようですが、調教を休ませるほどではなく、運動後にしっかりとケアを行うことで回復を図れると思います。引き続き口向きには注意しながらですが、今のペースでしたら難なく対応できていますし、疲労の回復具合を見ながらさらにペースを上げていきます。また、気性的には少し気の強い面が出てきたので、その点には注意しつつ、悪い方に向かないようにしたいですね。心配していた体重ですが、一時440㎏を切ったものの、調教をセーブしていることで少し戻りました」馬体重443㎏
☆プチノワールの20
担当者「その後はこちらの環境に慣らしつつ、馴致の確認を行った後は、ロンギ場でコースに出る前の最終確認を進めていましたが、現在は周回コースで軽めのキャンターを始めています。跨ってみると、ドッシリとしていて、背中の感触が良いですね。今のところ素直で気難しいところは見せていませんが、気の強い一面は窺えるので、しっかりとコミュニケーションを取ることに重点を置いて進めています。まだ本格的な調教に移行しているわけではありませんが、毛艶がとても良くて元気一杯ですし、馬房内では落ち着いて過ごすことが出来ており、オンオフがハッキリしていて良い雰囲気です。脚元を含め、馬体面にも不安はありません。今後は本格的にコースでの乗り込みを行っていきますが、血統的にも期待している一頭ですので、これから進めていくのがとても楽しみです」馬体重449㎏
☆シャンブルドットの20
担当者「最初の内は環境の変化に戸惑うところがあったものの、馴致の方はスムーズに進められていましたので、この中間から本格的にコースでの調教を開始しています。現在は坂路コース中心に進めていますが、最初の内は体の使い方やハミの取り方が分からない感じで、しっかり動き切れない印象だったものの、乗り込みを継続していくに連れて体の使い方が上手になり、本馬の学習能力の高さに驚かされますね。まだ調教を開始して日は浅いものの、他の馬と比較しても緩さがある中でも力強さがあり、自らハミを取ってグイグイ進んで行くぐらい前進気勢が旺盛ですから、道悪や力の要る馬場でも苦にしないタイプなのではないかと考えています。体は小柄なものの、調教を進めていくことによって飼い葉食いが悪くなることはないですし、体重は先月とほぼ変わりない数字で推移していますので、この調子でさらなるペースアップに備えながら良化を図っていきたいですね」馬体重430kg
アグレアーブルの20
担当者「ロンギ場での運動を経て、現在は坂路コースでの乗り運動を中心に進めています。少し我の強いところがあり、甘やかすと調子に乗りやすいタイプなので、その点には注意しながらコースに入れましたが、最初の内は戸惑いつつも、概ねスムーズに進めることが出来ています。ハミ受けが良く、無駄なことをしないので、調教に関しては従順で乗りやすい馬ですよ。まだ全体的に緩さが目立つので、今後は周回コースでの乗り込み量も増やす等して、基礎体力向上に努めていこうと思っています。体調面については、脚元含めて気になるところはないですし、健康面も良好ですから、馬の様子を見ながら調教の強度を上げていきます」馬体重440kg
アースサウンドの20
担当者「この中間はリフレッシュ期間を設けながら進めていますが、現在は坂路コースでの乗り込み量を増やし、調教の強度を上げています。調教時の動きは相変わらず良い感じで、自らハミを取って行くほどの前向きさがあります。跨った感触ではトモに緩さがあるものの、この時期の1歳馬としては問題ないレベルですし、調教をこなしていくに連れてしっかりとして安定感が増してきましたよ。運動量を増やした後も疲れを見せることはなく、飼い葉をよく食べて良いコンディションを保っています。その後は皮膚病の症状が出ることはなく、内面的にもしっかりしてきた印象を受けますし、それ以外に気になるところはありません。ここまで順調に進められており、良い状態を維持できていますから、今後の課題であるトモの強化を図りつつ、バランスの取れた走りが出来るように鍛えていきたいと思います」馬体重526kg
ウェイクミーアップの20
担当者「この中間は坂路コースの登坂回数、さらに周回コースでの乗り込み量も増やす等して、調教の強度を上げています。走りの感じとしては体がしっかりとしている分、ブレることなく体幹が強い印象を受けますね。ただ、前向きさが強く、力みやすいので、その点には注意しながら進めています。まだ初めて見る物に対して物見をしたり、咄嗟に入れ込んだりと幼い面が目立ち、精神面の成長が必要ですね。馬体面はダイワメジャー産駒特有の詰まった感じはあるものの、骨格やフレームがしっかりとしており、父の良いところを受け継いでいます。調教量を増やしても飼い葉食いが悪くなることはなく、良いコンディションを保っているように、中身がしっかりとしている馬ですね。心身のバランスが上手く伴えば楽しみな一頭ですから、気持ちが悪い方に向かないよう注意しつつ、心身共に成長を促していきたいと思います」馬体重486kg
☆リミニの20
担当者「坂路コースでの運動を取り入れた後も疲れを見せることなく、順調にペースアップすることが出来ており、日によってハロン17秒近いところまで脚を伸ばしています。やや現在のペースに対応できず動き切れないところはあるものの、登坂回数を重ねることにより、力強さを感じられるようになっています。坂路コースに入る前にしっかりとロンギ場や周回コースで乗り込めたことにより、馬体重は減っていますが、馬体は引き締まってきて筋肉量は明らかに増していますし、地力は着実についてきているのでしょう。周回コースでのフットワークには軽さがあり走りのバランスも良く、動きの質は確実に高まっていますよ。騎乗時も大人しく扱いやすいですし、何か課題というよりもコンディションを整えて無事に乗り込んでいくことこそ、重要な時期と考えています。今後は坂路のペースを上げていくつもりですが、そのためには周回コースでしっかりと乗り込んで体力作りをする必要がありますので、まずは周回コースでの運動を長めに行っていくつもりです」馬体重484kg
カリンバの20
担当者「普段の様子からそれほど手の掛かるような部分はありませんが、少し人間を頼り過ぎている感じはありますね。それが良いこともあって、基本的には従順で動かしやすいのですが、欠点としては自分でバランスを取って走ることが出来ないですから、道中モタれたり、気の入りやすさが出てきてしまっています。この点をすぐに修正可能とは思っていませんし、精神面を追い詰めてしまうと他の部分も悪い方へ向かいそうですので、焦らずに時間を掛けて直していくつもりです。ただ、ここまで飼い葉食いは良好で、脚元の状態なども特に気にならないですし、乗り込み量もこれからどんどん増やしていけそうですので、気温の変化には注意しながら進めていきます」馬体重460kg
ヒカルアマランサスの20
担当者「先月から良い意味でこれと言って変わったことはありません。坂路調教のペースを上げてみましたが、身のこなしが柔らかくてバネの利いた走りをしていますし、いかにも素質のある馬だなと随所に感じます。もう少し後肢に力が付いてくると、その軽快さにパワーが付いてくるので、より良いキャンターが見られそうです。周回コースでの調教も引き続き行っているのですが、先頭で走っている時は良いものの、馬群に付いて回る際には、どうも周囲を気にしながら走っている感じですね。ヨレることも多々ありますし、真っ直ぐ走れるように修正が必要だと思います。今まではウッドチップのキックバックを嫌がる素振りを見せていましたが、慣れてきたように少しずつではあるものの、気性面は成長してきていますし、先程述べた課題も1つずつゆっくりと解消していきたいですね」馬体重523kg
ロゼリーナの20
担当者「先月と比較すると体は減っているものの、力強さが増してきたのと共に、首を上手く使えるようになっているので、スピード感が出てきましたね。多少前捌きの硬さが依然として残っていますが、それが走りに影響している感じはここまで無いです。少しずつ体高が伸びてバランスの良い体付きになってきましたし、コンスタントに坂路で鍛えているので、縦だけでなく横の幅が出てきたのも良い傾向だと思います。特に少し疲れの溜まりやすかった背中の部分に筋肉が付いてきたことから、そのひ弱さは多少なりとも改善が見られますよ。一番のポイントは性格面で、入場時からそうでしたが、負荷を掛けながらも乗り手に非常に素直な気性です。これが原動力となって、調教の質も高まってきているように感じますし、今後も長所を損なわずに進めていきたいと思います」馬体重440kg
トレジャーステイトの20
担当者「この中間に右前脚をぶつけてしまって少し腫れてしまったものの、大したものではありませんでしたから、乗り運動を継続することが出来ています。相変わらず坂路での動きは抜群で、特に加速力が他馬よりも優れていますね。瞬時に反応してから終いまで脚色が衰えることはありませんし、道中の折り合いも付く馬なので、ペースを上げてもこの形を維持することが出来れば、今後は様々な条件で活躍を見せてくれそうです。若干疲れが出てくる日もありましたが、順調にハロン16秒ペースまで進められているように、この時期の1歳馬としては最も早い組に属していますし、ここまでの調教内容や走りからさらに良くなってくるのが楽しみで仕方ありません」馬体重524kg
ダストアンドダイヤモンズの20
担当者「左トモ蹄の状態が良化してきたことから、この中間は本格的に乗り運動を開始していたのですが、先月末に熱発してしまったため、現在はウォーキングマシンで無理のない程度に動かしています。ロンギ場で軽く乗った感じでは痛めたのと反対側の右トモに少し不器用さがあり、上手く使えていない感じはありましたが、広い周回コースに出ると動きはピリッとしてきて、良いフットワークをしていましたね。坂路でのスクーリングもスムーズでしたし、ハロン20秒くらいで登坂していたものの、とても前向きな走りが出来ています。かと言って精神的には落ち着きがあり決して折り合いを欠くことはなく、周囲の環境に左右されないですから、とても良い内容の調教を行えていました。引き続き体調面には気を付けると共に、これから寒さが増して捌きに硬さが出るなど怪我のリスクも高くなってきますから、リフレッシュを適度に挟みながら進めていきたいと思います」馬体重477kg