インディゴブラック
☆11月21日の阪神・芝2,000m〔C.ルメール〕
奥村調教師のコメント
奥村豊調教師「17日にCWコースで追い切りました。長めからしっかり時計を出しつつも、最後の直線コースでは疲労が残らない程度に行いましたが、非常にリラックスして走っていましたね。一度競馬を使ったことによって、ピリッとしたところが見られるものの、コースに入った後もムキになることはなかったですし、最後までモタれずバランスよく走ってくれました。全体的な緩さからまだしっかりとしていないところは否めませんが、一度競馬を使ったことによって、走りの感じや仕掛けてからの反応は良くなっています。使いつつ良くなっていくタイプだと感じていましたが、上積みは感じられますし、前走以上の競馬が期待できると思うので、後はC.ルメール騎手の手綱捌きに期待したいところです」
あばた先生の前走走法診断
レース後 まず、スタートしてからの脚の回転とか、クビの使い方とか見てると非常に素直で操作性良さそうな感じに見えました。コース取りもヨレずにキチッとラインに入れてるので好印象。その分ちょっと前目の位置が取れすぎたのが結果的に痛かったかも知れませんね。 追走時の走り姿は、ややクビが高いのが気になります。脚はよく伸びていて、アガリ方も十分な形ですが、クビが高く、少し連動性が悪いためやや硬めの印象に映りました。今回のレースだと、終いの脚は残っていなかったのか、ギアが変わらないタイプなのかちょっと判断しづらいです。回転があまり上がってこない形になっていました。もう少し控えてみて、脚をためたらどうなるのか。この辺り気になりますね。走法の格好は悪くないですけども、クビの問題・硬さの問題で少しキレ味勝負で部が悪そうな面がありますので、中山や中京など、総合力の必要な馬場で見てみたいと思いました。